L. ロン ハバード | 年表


フィクションへの記念すべき復帰

1982年5月、永遠のベストセラー、『バトルフィールド・アース』の初版。

ダイアネティックスとサイエントロジーの開発に専念するための30年を経て、1980年代、ハバード氏は不滅のベストセラーを携えてフィクション界に戻ってきました。それは、SF史上最高の叙事詩『バトルフィールド・アース』、そして全10巻、総計120万語から成る『ミッション・アース』でした。E. ヴァン・ヴォーグトによる「行間から湧き出る躍動感」というコメント付きで、「壮大で、心躍る英雄伝」と予告された『バトルフィールド・アース』は、間もなくサイエンス・フィクション、ファンタジー、ホラー映画協会のゴールデン・スクロール賞、そしてサターン賞の両方を獲得しました。これは、物語の内に流れる平和のメッセージに対してイタリアのテトラドラマ・ド・オロ賞を受賞した作品でもあり、またそのジャンルへの並ならぬ貢献が認められ、特別グーテンベルク賞も受賞しています。書籍『バトルフィールド・アース』から序章の「サイエンス・フィクションの紹介」を読む。)

各巻がニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーとなった『ミッション・アース』シリーズの初版。

『ミッション・アース』シリーズも同様に絶賛され、フランスの読者からはコスモス2000賞、イタリアのペルセオ・リブリからはノバ・サイエンス・フィクション賞を受賞しました。(ハバード氏がイタリア人以外は初の受賞というほど、特別に名誉なものでした。)このシリーズは、10巻すべてがたちまち数々の国際的なベストセラー・リストに登場したことでも際立っています。1980年代と90年代には、ノンフィクションの作品を含め、実に21冊の著作が連続して国際的なベストセラーとなりました。これは出版史上比類のない偉大な業績です。さらに、『ミッション・アース』と『バトルフィールド・アース』はともに、いくつかの大学で創作のモデル作品にもなっています。